やすの銭湯日記

1999年12月12日
弁天湯

杉並区高円寺南3-25-1

今日も家の近所で銭湯めぐり。さっきまで晴れていい天気だったのにちょっと曇って来ただろうか。まだ雨が降り出すことはないようだから、傘は持たずに行こう。家から徒歩約七分。弁天湯は送電線の下にある。煙突から煙がもくもくと出ていた。

入口のロビーはちょっといい感じの照明でソファとテレビが置いてある。フロントにはお母さんに抱かれた女の子が座っていた。いつも通りお金を払ってのれんをくぐり脱衣場へ。

脱衣場はそれほど広くないが暖かい感じの配色だ。早速服を脱いで浴室へ行こう。この季節、外を歩いていると結構冷える。銭湯に着く頃には体も冷えてしまっているのだ。

さて、体を洗おうと思ってカランを押したのだが、なぜかお湯がぬるい。カランから出るお湯はもっと熱くて水を混ぜて温度調節するのがいいと思うのだが‥‥。ためしにシャワーを出してみたら、こちらは結構熱かった。今だけなのか、いつもそうなのかは分からないが、冷えた体にぬるい湯はちょっとつらい。

あたたまらない体のまま湯舟に入ると本当に気持ちいい。じわじわ体が温まっていくのがわかるのだ。ここの湯舟は結構小さいのだが、面白いのは寝風呂とジエットバスが横向きについていることだ。そしてその周りは湯舟の縁がちょっと高くなっている。勢いのいい泡で湯がはねるのを防止するためだろう。ちょっと珍しいのではないだろうか。

電気風呂初体験らしい三人組の人達が結構楽しそうにしていた。私は電気風呂はちょっと遠慮させてもらったが。



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